こんにちは!
こうくん。です。(詳しいプロフィールはこちらから)
中卒という立場で長く社会を生きていると、ふと考えることがあります。
「中卒は最初から中卒になる流れの中にいるのか?」ということです。
もちろんこれは、「誰かが意図的にそうしている」という話ではありません。
ただ人生を振り返ってみると、「環境の影響はかなり大きい」と感じる場面が多かったのも事実です。
そして僕は中卒のまま25年社会で生き、子育ても一通り経験しました。
その視点から、少しだけこのテーマについて整理してみたいと思います。
というわけで今回は「中卒になる人は教育が影響しているのか?」についてです。
中卒について全体を整理したい方は、こちらのまとめページもどうぞ。
人は環境の影響を強く受ける

まず感じるのは、「人は思っている以上に環境の影響を受ける」ということです。
例えば、
- 家庭環境
- 周りの大人の考え方
- 学校の空気
- 地域の価値観
こういうものは、子どもの考え方にかなり影響するんですよね。
これは良い悪いではなく、とても自然なことです。
子どもは基本的に「周りの大人を見て育つ」からです。
僕の場合は、両親が無職の家庭で生活が苦しく、「早く自立したい」って思いから中卒で働き始めました。
これは家庭環境がよく出ている例だと思います。
別に学歴や勉強が嫌いじゃなかったし、とにかく家庭内で「うちはお金がない」って話ばかりでウンザリしていたんですよね。
実際にお金を理由に部活や習い事も制限されていたので、環境から抜け出したくて仕方なかったわけです。
当時は自分の家が金銭的に厳しいのを友達に知られたくなかったし、何より家の中の重苦しい雰囲気が嫌でした。
物心ついた時には、そんな環境だったので僕は当たり前かのように中卒で働き始めたんですよね。
進学が当たり前の環境もある

世の中には、高校に進学するのが当たり前の環境もあります。
親も先生も周りの人も「高校には行くもの」という前提で話をします。
そういう環境で育つと、進学は自然な流れになるわけです。
とくに高校進学については、「行って当たり前」っていうのが世間一般的な認識だと思います。
だからこそ、「中卒」を出した瞬間に一般的なラベルとは違うので、無意識に「この人大丈夫かな?」って思われてしまいがちになるんですよね。
僕自身、中学の進路相談の時に「働く」って公言した時に、「周囲からは悪いことをしている」ような感じで見られました。
これは、皆が「高校は必ず行くもの」って認識の表れだと思います。
実際に僕が中卒で社会人になった25年前でも高校への進学率が98%を超えていたので、進学しない人の方が圧倒的に少数派でした。
ちなみに僕の親に兄弟は全員「中卒」なので、環境の影響も受けていたわけです。
これが、高学歴の家庭とかだったら中卒で社会人なんてまずありえませんよね。
※家族全員「中卒」については下記の記事でまとめています。
逆の環境もある

一方で、進学がそれほど強く意識されていない環境もあります。
「早く働くことが普通だったり、学校より生活が優先されたり」という環境では、高校進学が必ずしも「当たり前ではない」こともあります。
そしてその中で育つと、人生の選択肢も自然と変わってくるんですよね。
先ほども話したように僕の家族は中卒だったので、「中卒」という環境が当たり前だったわけです。
だから、勉強の必要性を語る事もなければ、「教育」というものに興味がないような環境でした。
基本的には生活が苦しかったので、みんな頭の中は「お金」の事しかなかったんですよね。
世代的に「肉体労働=対価」って考え方の親なので、「勉強なんかできなくても働ける」という考え方だったわけです。
僕の場合は自分で社会に出てから「学びは必要」って気づいて自己啓発を続けてきたけど、子供の頃は本気で「勉強なんてお金にならない」って親と同じ考え方をしていました。
※僕の自己啓発については下記の記事でまとめています。
ちなみに僕の子供には「お金、お金」ってイメージを植え付けるような育て方はしなかったので、社会人になった今でもお金への執着はない感じです。
「たくさんお金が欲しい」とかもなくて、「できる限り働きたくない」っていうのが本音なんですよね。
僕が中卒社会人になった頃なんて「稼ぎたい!」って目をギラギラさせてましたよ。(笑)
こんな感じで、環境の違いによって「当たり前」って変わってくるものだと思います。
教育というより環境の流れ

思うんだけど中卒って、「教育というより環境の流れ」に近いのではないかということです。
誰かが「中卒にしよう」と決めているわけじゃありません。
環境によって、
- 見える選択肢
- 考え方
- 当たり前
が変わるわけです。
その結果として、進む道が変わることもあるんじゃないかなと。
中卒に限らず他の学歴の人でも「環境の流れでそうなっている」ってのが多いと思います。
どこかで「学歴はあった方がいい」「低学歴は詰む」とかを耳にしたりする環境だったからこそ、他の学歴を選んているはずです。
こう考えてみると「最初に属する環境によって選択は決まってしまう」可能性がありますよね。
理不尽に感じるかもしれないけど、現実はこんな感じだと僕は思っています。
子育てをして感じたこと

僕は子育てを経験して、改めて思いました。
子どもは本当に周りの空気をよく見ているし、環境の影響を強く受けるんですよね。
言葉だけではなく、大人の行動や価値観の雰囲気をよく感じ取っています。
だからこそ、家庭環境は想像以上に大きいと思っています。
僕自身、親の影響を受けたように子供は僕の影響を受けるので、「自分とは違う人生」を歩んで欲しくて、自分が経験できなかった事をさせるようにしてきました。
僕がお金を理由にできなかったものを主にして経験させるようにしてきたわけです。
例えば、
- スポーツ
- 学習塾
- 家族とのお出かけ
みたいな感じで「ごく当たり前」な事なんだけど、人並みの感覚を持って欲しかったんですよね。
教育に力は入れたつもりだけど、僕が中卒のせいか勉強には興味を持ちませんでした。(笑)
それでも、昔の僕とは違い、普通に進学して友達と同じルートで生活をして社会人になったので、良かったかなと。
「良かった」って表現はおかしいかもしれないけど、昔の僕と比べたら子供は「普通の事が普通」って感じてるようなので、安心しています。
僕の中卒人生のような「する必要のない苦労」はする必要がないじゃないですか。
それでも人生は途中で変えられる

ただ一つだけ言えるのは、人生は最初の環境だけで決まるわけではないということです。
環境の影響を強く受けるのなら、環境を変えてしまえば人生が変わりますよね。
社会に出てから、
- 出会う人
- 働く場所
- 経験
こういうものによって考え方は変わっていきます。
僕自身も中卒のまま、25年社会を生きてきたけど人生は途中で何度も変わってきました。
社会に出てからは仕事の影響って大きいんですよね。
考えてみてください。
人生の大半が仕事をしているわけだし、プライベートの自分とは違う「仕事での自分」を見つけることができるわけです。
僕自身、仕事を通して「こんな一面が自分にあったんだ」って気付くことがありました。
もともと、話好きではあったんだけど、働き始めてから「コミュニケーションが得意」って分かったんですよね。
学歴がないこともあって、肉体労働ばかりしてきたんだけど、「話が面白いから営業しない?」ってよく誘いを受けたりする事があったわけです。
これは自分では気付いていなかったけど、社会でいろんな人と出会ったからこそ、分かったことじゃないですか。
まぁ、個人的には営業に興味がないのでブルーワーカーのままだけど、もし営業をしていたらまた違った人生があったわけです。
おわりに
というわけで今回は「中卒になる人は教育が影響しているのか?」についてでした。
中卒という立場は、人生の一つのスタート地点です。
そこから「どう働くか、どう考えるか、どんな人に出会うか」によって人生の形は変わっていきます。
だからもし「中卒だから人生決まっている」と感じている人がいたら、それは少し違うと思うんですよね。
人生は思っているより長いから、環境さえ変えられたら、また違った人生が待っているはずです。
では、そんな感じで、
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以上です!!
ありがとうございました。
もし、中卒や人生を「誰にも相談できないな」って感じているなら、下記に相談ページも用意しています。無理に何かを変えなくていいので、ただ読むだけでも大丈夫です。
