こんにちは!
こうくん。です。(詳しいプロフィールはこちらから)
ネットで「中卒」と検索すると、よく出てくる言葉があります。
それが「中卒でも出来る仕事」という言葉です。
例えば、
- 工場
- 建設
- 運送
- 営業
- 飲食
こういう仕事が並んでいる記事を見たことがある人も多いと思います。
「中卒 仕事」などで検索すると、転職サイトなどであったりしますよね。
でも、僕はこの言葉を見るたびに、少しだけ違和感があります。
今日はその理由を少し整理してみます。
というわけで今回は「中卒でも出来る仕事」についてです。
「中卒でも出来る仕事」という言葉

まず最初に言っておきたいのは、ここで挙げられる仕事はどれも立派な仕事だと思います。
社会を回している大事な仕事ですし、僕も実際にそういう仕事の中で「社会」というものを学んできました。
なので、仕事そのものを否定するつもりはまったくありません。
ただ僕が引っかかるのは「でも」という言葉なんですよね。
僕自身が中卒なので、中卒は社会で下げられやすいのは理解しています。
これは学歴社会の中では仕方のない事なので、否定するつもりもありません。
このブログでは中卒をテーマに発信しているので、その中で僕自身も「中卒でも」という表現は使っています。
けれども、転職企業サイトなどで「中卒でも出来る仕事」って言葉を使ってしまうと、「中卒=出来る仕事が少ない」って感じてしまうような気がするんですよね。
確かに学歴が必要な仕事もあるし、学歴がない事による選択肢の狭さはあります。
僕自身も経験があるのでよく分かるけど「中卒でも出来る仕事」って限定してしまうと「それしかない」のような感覚に陥ってしまうと思うんですよね。
「でも」という言葉が作る空気

「中卒でも出来る仕事」
この言葉をよく見ると、どこかに「本当は出来ないけど、これなら出来る」というニュアンスが含まれているような気がするんですよね。
つまり「中卒」→「本来は難しい」→「でもこの仕事なら出来る」という少し不思議な前提が作られています。
でも実際の社会は、そんなに単純ではありません。
仮に「中卒=物覚えが悪い=出来る仕事が限られる」とするじゃないですか?
例えば、学歴関係なく多くの人が車の運転免許を持っていますよね。
これは誰もが同じ条件で取得できるものになります。
で、実技や学科試験をクリアして、初めて運転免許証を貰えるわけだけど、ここで中卒で1回で合格する人もいれば、大卒でも何度も試験に落ちる人もいるのが実際なところです。
これと同じに仕事で考えてみると、同じ土俵に立てたら同じような結果になる可能性が少なからずあるかもしれませんよね。
まぁ、そもそも、中卒の場合は学歴条件で弾かれてしまうので、他の学歴の人と同じ位置に立てないのが現実ですが…
「中卒でも出来る仕事」より「学歴条件がない仕事」の方が、下に下げるイメージが少ないんじゃないかなと思います。
仕事は学歴だけで決まるものではない

社会に出てみると分かるけど、
仕事は、
- 経験
- 性格
- 人間関係
- 続ける力
こういうものがかなり影響します。
なので、学歴だけで出来る仕事が決まるというわけではありません。
もちろん求人条件として、学歴が書かれていることがあります。
でも実際の現場では、働き方や人柄の方が見られる場面もたくさんありますよね。
僕は25年以上働いてきて感じたのが、中卒は早期に学歴のレールから外れてしまっているので、「中卒=続ける力がない=努力できない」って暗黙的な前提があるのではないかなと。
後は「学力がない=個人能力がない」という前提で始めは扱われることもよくありました。
なので、「学歴条件なしの仕事=個人能力が必要ない」って感じてしまうのではないでしょうか。
でも、揚げ足取りではないけれど、中卒に混じって大卒の人も働いていることもあるので、母数の問題な部分もありそうですよね。
「中卒でも出来る仕事」という考え方の危うさ

先ほども少し話したけど、僕が少し気になっているのは、この言葉を見て「自分はこの仕事しか出来ないんだ」と思ってしまう人が出てしまうことです。
でも、これは少しもったいないと思っています。
中卒は確かに選択肢が少し減ることはあるじゃないですか。
ただそれは、「人生の可能性が全部決まる」という意味ではないんですよね。
僕自身、何度もこのブログでお伝えしているけど、高校に進学していない中卒なので世間一般的に言ったら「ヤバイ」と思います。
けれども、中卒あるあるの「詰んだ」って状況になったこともないし、「中卒でも出来る仕事」で家族を養いながら子育てまで完了しています。
この記事を書いている時点で41歳だけど、それなりに生活に余裕があるし、本当に「普通の生活」をしているんですよね。
「中卒でも出来る仕事」って言葉だと、底辺のようなイメージを持ってしまうけど、そんな仕事でも生活することはできるし、そのような仕事で家族を養いながら普通に生きている中卒はたくさいます。
煽りたいわけではないけど、「中卒でも出来る仕事」があるのなら「中卒ができない仕事は高貴」なものになりますよね。
どんな仕事でも需要があるから存在するわけで、上とか下とかないと僕は思っています。
みんな自分の環境や夢にあったものを選んで働いているわけですし。
大事なのは仕事の種類ではなく経験

僕が25年以上社会に出て感じたのは、仕事の種類よりも「そこで何を経験するか?」の方が大きいということです。
例えば、
- 人との関わり方
- 仕事の進め方
- 責任の持ち方
- 信頼の積み方
こういうものは、どんな仕事でも学べます。
そしてこの経験は、あとから意外な形で役に立つことも多いです。
中卒でもキャリア形成することができるんですよね。
ほとんどの中卒の人が「一つ何か覚える→関連した新しいものを覚える→それを繰り返す」って形で、自己成長しながら社会を生き抜いているわけです。
僕自身は「自己啓発」を主にして、できる事や考え方を鍛えて、今までやってきました。
このような感じで「中卒でも出来る仕事」に就いていたとしても、可能性を広げていくことはできるものです。
中卒は「出来る仕事」を探す必要はない

中卒だと、「自分に出来る仕事を探さないと」と思う人もいるかもしれません。
でも、僕はむしろ「やってみないと分からない」と思っています。
社会は思っているより、柔らかい部分があるじゃないですか。
最初の仕事がずっと続くわけでもありませんし。
途中で、
- 仕事が変わる
- 環境が変わる
- 考え方が変わる
そういうことも普通に起こります。
というか「変化がない」って方が危険なんですよね。
何年経っても同じことの繰り返しだと、何も成長していないのと同じになってしまうわけです。
元々、学歴がない中卒だからこそ「中卒でも出来る仕事」を探すのではなく、「何でもやってみる」が丁度いいと僕は思っています。
そもそも、失敗したって失うものなんてないじゃないですか?
「上手くいったらラッキー」程度のスタンスでいた方が、経験値もたくさん積めるので、メリットでしかありません。
「中卒でも出来る仕事」を自ら探しに行くのは、自分を下げてしまうようなものなので、始めは仕方ないかもしれないけど一つ自分のできるものを覚えて、そこから派生させていけば「自分軸」で判断できるようになるはずです。
おわりに
今回は「中卒でも出来る仕事」についてでした。
「中卒でも出来る仕事」という言葉は、SNSやネットではよく見かけます。
でも、僕はあまりその言葉に縛られなくていいと思っています。
中卒は特別な能力が必要な立場でもなければ、人生が決まっている立場でもありません。
ただ、少しスタート地点が違うだけなんですよね。
それだけの話です。
もし今、「自分に出来る仕事は何だろう」と考えている人がいるなら、あまり最初から狭く決めすぎなくても大丈夫。
仕事はやってみてから見えてくるものも意外と多いものです。
では、そんな感じで、
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以上です!!
ありがとうございました。
