中卒発信のほとんどが「ドラマ化」してしまう理由

こんにちは!

こうくん。です。(詳しいプロフィールはこちらから)

SNSやネット上を見ているとやたら多いのが「中卒だったけど、どん底から這い上がって成功した話」というテンプレ物語なんですよね。

もちろん本当に苦労した人もいると思います。

でも、最近は「あまりにも同じストーリーが蔓延していて」、逆に 現実味がなくなっている と感じてしまうんですよね。

僕は貧困を理由に高校に進学しないで中卒になったんだけど、社会に出て働いて、ちゃんと収入も増えて家族を養って子育てまで終えたけど、そこまで「どん底」という感覚はありませんでした。

で、僕自身、「正真正銘の中卒」なので同じような中卒目線で考えると、「どん底→成功」みたいな定番ストーリーに違和感を感じる部分があるんですよね。

というわけで、今回は中卒の僕が「なぜ中卒発信はテンプレ化するのか?」ここを心理学・マーケティング・脳科学の視点で考えてみようと思います!

この記事は僕の経験をベースに書いているので「どん底→成功」発信を否定したいわけではありません。

中卒が「どん底ストーリー」を語りたくなる心理

人は「自分の人生に意味を持たせたい」という本能があるんですよね。

この心理を ナラティブ(自己物語) と呼ぶわけです。

特に僕のような中卒の人は、「学歴が低い=社会的に不利」という社会イメージを抱えがちになります。

その劣等感を上書きするために、「ドラマチックな物語」を作りたくなると思うんですよね。

だから、

  • 中卒
  • どん底
  • 成功

という三段階の物語がきれいにハマるわけです。

これは悪いことではなくて、心理的に「自分を救うための構造」でもあるので、僕も含めて誰にでもある部分になります。

けれども、僕が違和感を感じるのは「最後は必ず成功」で終わるってことなんですよね。

「学歴がなくて苦しい思いをした」ってのは僕自身も身をもって経験してるからわかるんだけど「成功した」に至るまでの人生ストーリーがあまり見えないから「あれ?」って感じてしまうわけです。

僕自身が中卒でコツコツと様々な事に挑戦してきたから、同じ中卒で「出来る事」「出来ない事」の判断がつくんですよね。

例えば、

  • 副業
  • 資格勉強
  • 高卒認定取得→通信制大学入学(僕の場合は仕事との両立ができずに1年で辞めてます。)
  • 投資
  • 自己啓発
  • 転職
  • 出世

などの事はたくさんやってきたので、「話の本質」みたいなものを見抜く嗅覚はあると思います。

で、自分の経験から照らし合わせて見ても「なんか違う気がする」っていう発信が最近多い気がするわけです。

SNSは「逆転ストーリー」が伸びやすい

マーケの世界では昔から「ビフォー → アフター」のギャップが強いほど人は反応するという法則があります。

中卒界隈の発信者の多くが、どん底を強調するのはこのためではないかと思うんですよね。

僕はこのブログで「中卒」をテーマにしているけど、この記事を書く10年前には既に「中卒」をテーマで発信していた経験があります。

で、当時も「中卒」とか「低学歴」をテーマに発信している人はいたけど、今とは比べものにならないくらい少なかったわけです。

僕が思うに10年前より副業が浸透してきているのが理由だと思います。

「中卒」を前面に出すとブランディング面でメリットがあるわけです。

例えば、ギャップを作ることで、

  • 共感が得やすい
  • ストーリーが覚えられやすい
  • フォロワーが増えやすい
  • 収益化しやすい

というメリットが出てくるんですよね。

つまり、「どん底」は商品化しやすい素材 なんだと思います。

これが悪いという意味ではありませんからね。

僕自身も「中卒テーマ」を扱っているわけだし。

脳は「苦労した物語」の方が記憶しやすい

脳はポジティブより「ネガティブな情報を強く記憶する癖」 があります。

だからSNSやネット上で「中卒だけど成功しました」と言うよりも、「どん底から這い上がりました!」
の方が脳に残る
わけです。

発信者は無意識に反応が欲しいので「脳が反応しやすい表現」 を選んでしまうんですよね。

僕の発信は成功物語ではないけど、「どうしたら多くの人に読んでもらえるか?」などは考えているので「どん底成功系」発信者と同じ部分があると思います。

要は考え方の違いかなと。

僕は「中卒で辛い」とは感じたことはあるけど「どん底」と思ったことはないんですよね。

ここの「中卒でどん底と思ったことがない僕」と「中卒でどん底だと思う発信者」の認識の違いに僕が違和感を感じるんだと思います。

逆転に言えば他の中卒の人からしたら「どん底って思わない方がおかしいだろう?」ってなるかもしれませんよね。

リアルな中卒の人生は「どん底とは限らない」という事実

さっきも話したけど僕は「中卒でどん底」って思ったことないんですよね。

というか、そもそも「自分は不幸だ」アピールみたいなの好きじゃありません。

この変のメンタルは大好きな「ドラゴンボール」から学びました。

落ちこぼれでも強くなれる理由|貧困の僕がドラゴンボールで学んだこと

僕以外の中卒の人でも「どん底」ではなく、

  • ふつうに働いて
  • 年収が上がって
  • 生活が安定して
  • たまに苦労しつつも
  • 自分なりの幸せを作っている

というケースは現実には多いわけです。

でもSNSやネット上にはそれがほぼ出てこないじゃないですか。

これって「ドラマが弱いから」なんですよね。

だから、逆に言うと僕の発信は超リアルな「どん底じゃない中卒の人生」を語っているので「中卒」という人生の信憑性は高いと思います。

よくある「どん底→成功」はキラキラしていて魅力だけど、一発逆転なんてものはなくて、コツコツ続けるのが一番なわけです。

簡単に成功できるのであれば世の中、成功者だらけになってるはずです。(何をもって成功かは人によって違うけど)

中卒は「どん底である必要なんてない」

心理学的に見れば、どん底を強調するのはただの 自己イメージ調整なわけです。

マーケ視点で見れば、伸ばすための「演出」になります。

つまり、「中卒=どん底だった」という等式は成り立たないわけです。

中卒の人が求めているのは「学歴の上書き」ではなく、

  • 安心したい
  • 自分の価値を感じたい
  • 普通に生きても大丈夫だと知りたい

という承認欲求だと思います。

だから、僕の「中卒だけど、普通にやればちゃんと生活できる」という発信は、めちゃくちゃ価値が高いものだと信じています。

これからも、このブログでは等身大の人生経験を発信していくつもりです。

「インフルエンサーになりたい」とかはないので「刺さる人」だけが見てくれたらそれでいいと思っています。

おわりに

今回は「中卒発信のドラマ化」についてでした。

SNSやネット上では「中卒→どん底→成長」というテンプレ物語が量産されています。


理由は今回話してきたように、

  1. 自己物語を強化したい心理
  2. 逆転ストーリーが伸びるマーケ構造
  3. 脳がネガティブに反応する特性
  4. 発信者が成功物語を商品化したいから

だと僕は考えています。

でも、現実の中卒の人生はもっと普通で、もっとリアルなんですよね。

コツコツ続けることが一番の成功になると思います。

では、そんな感じで、

この記事が「参考になった!」って方だけでいいので、SNSの登録、記事のシェア、活動の応援をしてくれると嬉しいです。

以上です!!

ありがとうございました。

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